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弁護士として、つくづく今の憲法は素晴らしい、と思います。

わたしは国民にとって、いちばん根本的で大切なセーフティーネットは、いまの平和憲法であると考えています。人が生まれながらに持っている人権を国が侵害してはならない(自由権)。「健康で文化的な生活」を国民みんなに保障する(社会権)。戦争で人を殺したり殺されたりしない(平和的生存権)。

こういう憲法の規定を尊重する政治であれば、誰もが人間らしく、安心して暮らすことができるはずです。ところが“現実”は、そうなっていない。働いても働いても食べていけない賃金、老後の安心どころではない年金システムの破綻、病気でも通院を止めたり諦めたりしなければならない医療保険制度、介護の必要な高齢者を施設から追い出すかと思えば、「自立支援」の名のもとに障がい者の最低限の就労や生活権さえ奪い去ってしまう。さらには陸自の情報保全隊なる存在が日常的に市民を監視する、まるで戦前・戦中の「憲法政治」を思わせる行為がまかり通っています。

こういう憲法違反の“現実”、憲法を踏みにじる政治こそ変えていかなければならない。それなのにどうでしょうか。憲法違反を居直って、人権はく奪の現実を追認し、合法化しようと「改憲」コースを走るばかりです。わたしは断じて、今の政治を放置しておくわけにはいきません。


「多様性」と「共生」を掲げ、庶民と国政をつないできた政党。

社民党って、印象として、どこか頼りなさげなビシッとしていない感じがありますよね(怒られるかな)。ともかく規律・規則一点張りの「一枚岩」とは違うという…。でも、そこがいいのではないでしょうか。

政党を名乗る以上、党利党略は必要だし社民党にもあるとは思うのですが、ふだん、そういうこととはあまり関係なしに幅広く多様な人たちの意見を受け入れている気がします。その柔らかさがあるから、人権や平和の問題にかかわって頑張っている市民運動や、それこそ一人で社会に置き去りにされている若者や高齢者などの声を国政につなぐうえで、なくてはならない役割をはたすことができているのではないでしょうか。これまで私も、様々な活動を行ってきましたが、国に意見を言うときに、ほんとうに助けてくれたのは、社民党(社会党)の議員さんたちでした。

そういう政党がなくなってしまったら、どうなるでしょうか?利権や組織や運動などとは程遠い人たちの声を聞いてくれる政党は、なくなってしまうと思います。 この柔らかさ=多様性を受容できる政党として、社民党はなくなってほしくはありません。また、これまで助けてくれた社民党に、逆に恩返しをしたい、そのような想いから、社民党を選び、立候補の決意をしました。

憲法は、わたしたちの生活を支えるセーフティーネットです。その憲法をまもる社民党も、日本の民主主義政治を支える貴重なセーフティネットです。いざというときの最後のよりどころ。わたしは社民党という存在がなくなったときのことを想うと、ほんとうにぞっとします。そうなったら世の大勢に流されず、政党的な拠り所に乏しい人たちの願いを、だれが受け止めたり、代弁してくれたりするのでしょうか。少数者の声、多様な主張が反映されない政治は、民主主義ではありませんよね。だから社民党が伸びるかどうかは日本の民主主義のバロメーターなのです。


政党政治と社民党。

法案の実質審議は、委員会で行われます。政党であれば、この委員会に入ることができますし、質問を行うことができます。この点、無所属ではこれができません。ですから、国会で現実的に、プラグマティックに活動するには政党であることが重要です。

政党というのは、政策を掲げてその選択肢を有権者に示し、政策の実現を約束して有権者の意思を託してもらうための団体です。従って、有権者に示した政策はぶれては困ります。党内に、さまざまな考えの方がいることはいいことですが、最終的には有権者に示した政策が貫かれなければ、有権者は安心して一票を託せません。この点、社民党は政策が一貫しています。このことが、わたしが政党として、社民党を選んだ積極的な理由です。

でも、社民党は今のままの弱小の政党でよいとはおもっていません。民主主義の政治においては、数は重要です。共通の価値観を持つ議員は、それぞれに共闘することが重要です。

そんなときに、社民党は、政党の枠に固執することなく、憲法と民意にのみ照らしてもっとも妥当な方策を立て、積極的に連携をとるためのキーパーティーとなって国会の中で活動していける党だと考えています。

だから、わたしは、今こそ社民党を選びました。選挙に当選したいなら、社民党なんかじゃなくて、民主党とか無所属のほうがいいのでは?とよく言われました。しかし、わたしは社民党です。なくしてはいけない政党、庶民の声を聞ける政党、憲法の理念で現実を変える政党、それは社民党しかないからです。




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